- ちょく
- I
ちょく【勅】(1)天皇の命令。 また, それを伝える文書。 臨時の大事に用いる詔に対して, 通常の小事を伝えるときに使う。(2)神仏の仰せ。 神勅。IIちょく【猪口】〔「鍾」の字音からか〕口が広く, 底のすぼまった小形の陶器。 本膳中の中付けの小器としたが, さらに小形の杯をいうようになった。 正式の膳には漆杯が用いられたが, 江戸時代以降, 燗徳利(カンドクリ)とともに広く普及した。 ちょこ。IIIちょく【直】(1)まっすぐなこと。 また, 正しいこと。 かざり気がないこと。 また, そのさま。⇔ 曲「正である, 義である, ~である/草枕(漱石)」(2)安直なこと。 気軽なこと。 気さくなこと。 また, そのさま。
「ずいぶん~な話だね」「~な男」
(3)間に何もはさまず, じかであること。「~の取引」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.